タクシーのホスピタリティ
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タクシーに乗ったとき、運転手さんの”性分 ”が分かってしまうことってありませんか?
例えば、
「 申し訳ないんですけど、電車の時間がギリギリなのです。
頑張って急いでいただけませんか?」
と、言ったときの応対の言葉です。
A 「 あ~、そうね。そうしてあげたいけど、道路は長さが決まっているからねぇ。
でも急いであげるけどね。」
B 「 お?!そうか!じゃぁ、出来るだけ頑張るよ!
でも道が混んでたらごめんね。」
言葉で、心境は大きく変わります。
A の運転手さんにあたってしまうと一瞬、泣きたくなってしまいます。
でももちろん、その結果、A の運転手さんもB の運転手さんも、
同じように、出来る限り急いでくださるのですけれど・・・。
でもせっかくそうしてくれるなら、やっぱりA の運転手さんは損していますよね。
でも、ここでちょっと考えることがありました。
接遇話法に ”親近性効果法 あとよし言葉 “というものがあります。
要するに、
「 先に言った言葉ではなく、後から言う言葉が相手の感情を変えるから
良いことを後から言うようにしましょう。会話の中ではとても効果的です。」
というものです。
例えば、良く晴れた冬の朝 (暑いので、敢えて冬の話題で!(*^^)v)
「今日はいいお天気だけど、寒い」(ひぇ~さむいよぉ~)
vs
「今日は寒いけれど、いいお天気だ」(お天気がいいから寒くても大丈夫!)
こんな感じです。
でも今回の場合、これは当てはまりません。
どちらかと言うと、A の運転手さんの言い方が正しい話法になっています。
ですから、人と人とのコミュニケーションはその時その場の空間で違うものと考え
日ごろから相手の気持ちになって考える習慣が大切なのです。
最後に、こんな運転手さんもいらっしゃいますのでご紹介。
この時、私は運転手さんに向かって何も言ってはいません。
でもつい口に出てしまったひとり言。
「 あ!まずいな。間に合うかな・・・」
それを聞いてか、無言だけれど、何だか頑張って早く着いてくれようとする運転手さん。
そして降りるとき、
「 大丈夫?間に合う?」と、さりげない言葉がけ。
すばらしいホスピタリティです。
こんな時、本当に感動してしまいます。
人と接する機会が多いサービス業だけでなく、
人間関係、リレーションシップをうまくいかせるためには
やはり一期一会のホスピタリティが必要ですね!
さて、今日はどんなホスピタリティを発揮しましょうか?!
ワクワクしますね!
Be happy!
プリサージュ |