学生からのホスピタリティ
カテゴリ:ブログ
大学、2017年秋学期15回の講義が終わりました。
全15回の講義内容を第16回目に定期試験として実施。
私の講義は、「就業力基礎」という科目で、別名「ホスピタリティ実践講座」というものです。
ですから「知識を知ればそれでよし」というものではありません。
教わったことを記憶して、それを答案用紙に書き出すようなものではありません。
それでは意味をなさないのが私の講義です。
教えたことを理解したら、それを実践しなければ意味がないのです。
だからテストの回答で成績を審査するのはとても難しいのですが、
記述を多く取り入れ、彼らの頭に何が定着したかを見るのです。
テスト最後の設問には「今後この授業をどのように活かしていくか200字以上で自由に書いてください」との設問を出しました。
実はこれが本当の意味での試験なんですね。
でも、それをわかる学生とわからない学生がいるのです。
答案用紙ぎっしり書いてくる学生と「200字数えました」という感じの学生。
一目瞭然です。
一生懸命に書いてきた学生には頭が下がる思いです。
感動の嵐です。
これは、学生からのホスピタリティです。
先生に対する想いを、きちんと伝えることになるのですから。
そしてそういう学生の答案には、必ず感謝の言葉が述べられているのです。
それは、ホスピタリティをしっかり理解した証でもあります。
そんな答案を読むと講師冥利に尽きますね。
また春から新学期も担当します。
新しい学生たちと出会えるのが今からとても楽しみな私です。
✨ 今日の一言 ✨
ホスピタリティには感謝がつきものである!
プリサージュ |