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自己PR

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世の中に「自己PR]というものがあります。
相手から好印象に自分に興味を持ってもらいつつ、自分自身を知ってもらうというもので、
「自己紹介」とはちょっとニュアンスが違います。

 

おそらく「自己PR」ときくと、多くの人は「就活」を思いえがくことでしょう。
面接時に自分をアピールするものだと。

 

でも「自己PR」は就活に限ったことではありません。
自分を他者にPRして他者に認めてもらう機会は、人生の中で多々あるはずです。

 

例えば営業時。クライアントさんに対して。
= 自分は信頼できる人物だと伝えたい!

例えば合コンの時。気に入った異性に対して。
= できれば自分とお付き合いしてほしい!

例えば転勤挨拶。新しい職場の仲間になる人たちに対して。
= これから皆と力を合わせて会社貢献したいと伝えたい!

 

そう、こんな風に考えればきりがないほど、自己PRの機会は人生の中にたくさんあるのです。


さて、ではあなたは自分を上手にPRすることが出来ているでしょうか?

いえ、実は、「自己PR」ほど難しいものはないのです。


何故なら、自分のことをしっかりと自分で理解できている人、
もしくは自分の人生の出来事から自分が学習してきたことを振り返り、分析し、
自分はこんな自分なのだとわかっている人は、
世の中にそうたくさんいないからです。


一所懸命に生きている分、振り返りをする余裕(気)がない人の方が多いのですね。
それは仕方ないことなのかもしれません。
忙しい今、現実と向き合うほうが大事だと思うからです。

 

でも最近の研修などでも感じるのですが、自分と向き合い、自分を知る行為は、とても大事なことだと思います。
自分をしっかり相手に知ってもらうことは、相手とのラポール(心の架け橋=コミュニケーション)に必ずつながるものですから。

 

ではここで「自己PR」のコツを一つお教えします。


まずは自分の人生の中で、心が震えた(ワクワクした)エピソードを思い出します。
おそらくあなたは、それに対して100%の力を出し切るように行動していたはずです。
誰から言われることなく自主的に率先して行っていたことでしょう。

実はそれが「自己」を知るヒントなのです。
自分が何気なく行動していることこそが本物のあなた自身です。
前にも書いたことがありますが、

 

 人は自分がやりたいことをやっちゃているのです。
 頭でどんなことを考えていようと、行動こそがあなた自身なのです。

 

そしてその行動から、客観的に自分を観ると、自ずと「自己PR」の基が出来上がります。
そこから自分を分析してみてください。
自分自身の隠れた輝きが見えてきます。

 

そして最後に、そのエピソードを上手に文章化していきます。
そうすれば、その話を聴いた相手はあなたのことを勝手に想像し、理解してくれます。

 

 エピソードの行動内容から相手を説得するのです。

 

これが本来の「自己PR」です。
「私は責任感がある」とか、「私は努力家だ」とかいう、そんな上っ面な自己PRではなくなります。

 

「自己PR」、結構面白いものです。
ぜひ時間を作ってトライしてみてください。
自分が愛おしくなってくるという副産物も生まれるはずですよ。

 

✨今日の一言✨

「自己PR」を考えてみよう!

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